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折り紙・風呂敷日本の折り紙と風呂敷をご紹介します。 どちらも一枚の紙や布を折って作る日本の伝統的な文化です。 折り紙 紙を折って、動植物や飾り、置物などを作る、日本の伝統的な遊びです。 使用する紙は、正方形の色紙です。折り紙に使用する紙自体も「折り紙」という名称で売られています。古くから使われてきた、千代紙(ちよがみ)と呼ばれる和紙に美しい模様を刷った紙も、人気があります。千代紙は、浮世絵師が作り始めたとも言われています。 例外的に、長方形の紙を使ったり、ハサミを使うこともあります。 起源ははっきりしませんが、17世紀の書に鳥や花を折ったという記録が残っています。 子供が比較的簡単に作れる代表的なものに、鶴、飛行機、船、兜、手裏剣、菓子入れ、家、風船、奴さんなどがあります。名人は、高度な技術で複雑な動植物や飾りを作ります。 遊びの折り紙とは別に、儀礼折り紙(礼法折り紙)という分野もあり、これは贈答品に添える熨斗(のし)などに使用されています。 風呂敷 風呂敷は、名前の通り、元々風呂に入る際に敷いて、その上で服を脱ぎ、服を包んだものが起源だと言われています。室町時代頃から大名が使用していましたが、江戸時代に銭湯があちこちにできると庶民にも普及します。様々な大きさのものを包めるため、風呂場での使用以外にも、広く使われるようになりました。 風呂敷の長所は、包む物の形や大きさに関係なく包め、使用しないときには小さく畳んでおけることです。布団や衣類はもちろん、ガラスのボトルなども包めます。また、贈答品を包むのにも使用されます。 なお、金品を包む場合には、風呂敷から派生した小さめの袱紗(ふくさ)というものを使用します。 明治時代に西洋から鞄が入ると、風呂敷は廃れていきますが、最近エコロジー運動の中でレジ袋に代わるものとして見直されています。 風呂敷の素材は絹や綿が伝統的ですが、現在では化学繊維のものも多く使用されています。花鳥風月や小紋が描かれたり、染めた糸で縞模様や格子模様が織られたものもあります。また、場面に応じて色を使い分けます。例えば、慶事では朱色、法事では藍色、敬意を表すのに紫色などです。 |
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