宿泊施設

日本の宿泊施設

日本で宿泊しよう！

外国人のために、日本の宿泊施設をご紹介するページです。
日本には、西洋風のホテルから、日本独特の宿泊施設まであり、
部屋の設備なども施設によって大きく異なります。
予約をして、宿泊施設に着いたら「こんなはずじゃなかった！」と後悔しないように、
ここでは、様々な日本の宿泊施設をご紹介します。

シティホテル
都市部に立地する西洋式大型高級ホテルです。
ハイアット、ヒルトンなどの外資系ホテルも含まれ、
欧米の高級ホテルと同じような感覚で宿泊できます。
レストランや宴会場、ショップ、ジムなどを
併設していることも多いです。
ツインルームが多いこと、
食事代は別料金であることが多いです。


ビジネスホテル
都市部に立地する西洋式ホテルですが、
ビジネス出張客を対象にしたもので、
宿泊料が安い反面、ルームサービスがないなど、
サービスは限定されます。
部屋は狭いですが、トイレ・バスが付き、
歯ブラシや剃刀なども用意されていて、機能的です。
また、就寝用に浴衣も用意されています。
シングルルームが多く、
食事は簡単な朝食が付いていることが多いです。

旅館
日本的宿泊施設です。立地、規模、料金は様々です。
玄関で靴を脱ぎ、用意されているスリッパを履いて
建物に入ります。部屋は畳敷きで、低いテーブルと
座布団が用意されています。
ベッドはなく、就寝時だけ布団を敷いて寝ます。
部屋は複数人数で利用できるため、
1人では割高になることもあります。
部屋にはバス・トイレがないことも多く、
大浴場と共同トイレを利用します。
食事は一般に2食付き（メニューは選べません）で、
宴会場に用意されます。
（高級旅館では部屋に運んでくれます）
食事時間は決められていることが多いです。

温泉旅館
施設としては上記の旅館と同じですが、
温泉地にあり、共同温泉浴場が付いています。
露天風呂など、特徴のある大浴場を
セールスポイントにしている旅館もあります。
療養目的で、長期滞在している客もいます。
宿泊料の他に、入湯税（150円）が取られます。


民宿
観光地にある、旅館と同様の日本的宿泊施設ですが、
普通の民家と変わらない小規模な施設が多いです。
宿泊料は比較的安いです。
家族経営が多く、素朴で家庭的な雰囲気が味わえます。
経営者は農業や漁業が本業であることも多く、
とれたての魚や野菜料理を出してくれることもあります。
部屋には鍵がかからないことも多いです。

ペンション、プチホテル
観光地にある家族経営主体の小規模宿泊施設です。
西洋のおしゃれな外観で、
部屋も洋風でベッドがありますが、
多くの場合、玄関で靴を脱いで建物に入ります。
食事は2食付で、主に西洋料理を出しています。
基本的に食事時間は決められていて、
メニューも選べません。
料金は一般にホテルより安いですが、
民宿よりは高くなります。

ユースホステル
外国のユースホステルとほぼ同様です。
青少年向けの低料金の会員制宿泊施設ですが、
会員でなくとも泊まれ、年齢制限もありません。
部屋は男女別に相部屋が基本で、
4〜8人が一部屋に泊まります。
朝食付のことが多く、夕食はたいてい別料金になります。
ミーティングを行ったり、談話室を設けている施設が
多く、旅行者同士の交流や、情報交換ができます。
施設数は減少傾向（2007年現在、約300施設）にあります。

貸し別荘
家全体を借りる一戸建てタイプと、
集合住宅の一部屋だけを借りる
コンドミニアムタイプがあります。
キッチンや冷蔵庫など自炊のための設備が
付いていて、自分のペースで生活ができますので、
長期滞在に適しています。
また、大人数で利用すれば割安になります。

カプセルホテル
都市部に立地するカプセル状の簡易ベッドのある
ホテルで、日本独特の宿泊施設です。
ビジネスホテルより低料金で、残業や飲酒で
終電に乗り遅れたサラリーマンが主に利用しています。
カプセル内部が個室で、
寝るだけのスペースしかありません。
内部には、布団、テレビ、時計、浴衣などがあります。
共同のトイレと、大浴場やサウナがあります。

ラブホテル
町の繁華街や、高速道路のインターチェンジなどに多い、
カップルでの利用を想定したホテルです。
かつてはモーテルと呼ばれ、最近ではファッションホテル、
ブティックホテルなどとも呼ばれます。
カップル利用前提に、浴室やベッドの装飾、
照明などに工夫を凝らしています。
宿泊だけでなく、時間単位での利用も可能です。

その他、寺、登山客用の山小屋、国民宿舎など、様々なタイプの施設があります。