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日本の書跡・典籍

書道・和歌集・物語

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日本の書跡・典籍(書道、物語、和歌集等)



ここでは、国宝の中の「書跡・典籍」についてご紹介します。

1.書跡
書跡とは、書道史上の遺品のことで、次のようなものがあります。

宸翰(しんかん):天皇自筆の文書

和漢名家筆跡(わかんめいかひっせき):日本と中国の有名な書家によって書かれた名筆

古筆(こひつ)
:平安時代から鎌倉時代にかけて書かれた名筆
(下:白氏詩巻(はくししかん) 平安時代 藤原行成 東京国立博物館)


墨跡(ぼくせき):禅僧による中国様式の書

法帖(ほうじょう):書蹟のうち、保存・鑑賞・学書用に仕立てられたもの

2.典籍
典籍とは、仏教経典、物語、和歌集、歴史書などの著作物のことです。
典籍の中にも書跡と同じように書道史上の価値があるものも多いですが、その多くは文学作品、歴史書などとしての価値が評価されて国宝に指定されています。
(下:古今和歌集・彩牋 平安時代 東京国立博物館)
古今和歌集


医心方
▲平安時代の医心方(医学書)
  東京国立博物館蔵



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