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プロヴァンス

プロヴァンスの観光



プロヴァンス地方の観光



南フランスも見所の多い地方です。
ピーター・メイルの書いた『 プロヴァンス の12ケ月』の影響か、
プロヴァンス
という言葉には何だか逆らえないような魅力を感じませんか。

でも、残念ながら、ピーター・メイルが住んでいたリュベロン地方には
なかなか行くのが困難です。
日本から出ているツアーでも、ここを訪れるものは
あまり見かけません。私も残念ながらまだ行ったことがないのです。
それでも、プロヴァンス地方にはまだまだ見所が沢山あります。



◆アルル◆

ビゼー作曲の『アルルの女』という曲があります。ビゼーは『カルメン』も作曲しており、
私の中では「ビゼーはスペイン人、だからアルルはスペインの街」と思い込んでいました。
どちらも間違いです。

ビゼーはフランス人です。
でも、円形闘技場があり、肩から色鮮やかなショールを巻いた女性の歩くアルルの街は、
フランスよりスペインの雰囲気に近いように思います。

アルルは3つの楽しみのある街です。
一つには円形闘技場に代表されるローマ遺跡、
2つ目はサン・トロフィーム教会など中世の建造物、
そして3つ目は画家ゴッホゆかりの場所です。

ゴッホが描いたはね橋、ローヌ河沿いの風景、この街に宿泊するのでしたら
ぜひ「夜のカフェ」に夜行ってみてください。ゴッホの時代にタイムスリップできますよ。

夜のカフェゴッホの「夜のカフェ」


◆アヴィニョン◆
ローマ法王庁が、14世紀に68年間ここに移りました。
その時に建てられた荘厳な法王庁宮殿が今も残っています。
内部は特に見るものはありませんが、堅固な外観を楽しんでください。

アヴィニョンの法王庁

また、途中で途切れているサン・ベネゼ橋は「橋の上で、おどろよ、おどろよ」の舞台です。
ぜひ橋の上に立って、この歌を歌いながら輪になって踊ってみましょう。
でも本当は、橋のたもとで踊るという歌の内容だったらしいですが・・・。


◆マルセイユ◆
マルセイユはフランス最大の港町です。旧港では、魚を売る露店も出て、
活気ある賑わいを見せています。
港沿いにはレストランも多いので、名物のブイヤベースを食べましょう。

また、丘の上に建つノートルダム・ド・ラ・ギャルド聖堂は、
船乗り達の安全祈願の船の模型が奉納されていて、港町らしさを感じます。
また、聖堂から見る旧港や地中海の眺めも絶景です。


◆エクス・アン・プロヴァンス◆
噴水のたくさんある街です。街の中心ミラボー通りは、
プラタナスの並木と彫刻が施された噴水の調和した景色が美しい通りです。

エクス・アン・プロヴァンス

画家セザンヌが晩年暮らした街で、彼のアトリエが残っています。
また、アトリエの近くからは、彼が繰り返し描いたサント・ヴィクトワール山が見えます。
絵の中の山と本物の山を比較してみるのも面白いでしょう。


◆ポン・デュ・ガール◆
時間があればローマ時代の水道橋ポン・デュ・ガールも見にいきましょう。
3層のアーチでできている橋は迫力満点です。わずかな勾配をつけて、
50km離れたところまで水を流した古代人の技術には驚かされます。




アルルの円形闘技場
▲アルルの円形闘技場


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