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クラシックからシャンソン |
クラシックからシャンソン |
クラシックからシャンソンフランスは美術の都として名高いですが、有名な音楽家もたくさん出ていますし、 現代のシャンソンも魅力的です。 ◆クラシック◆ クラシック音楽というと、交響曲ではドイツやオーストリア、オペラではイタリア というイメージがあると思いますが、フランスにも有名な作曲家はたくさんいます。 ただ、どことなくスペインを思わせるような曲も多く、 フランス人だと認識されていることが少ないのかもしれません。 私の好きな曲を挙げると、 ビゼーの『アルルの女』(これはオペラではありませんが、音楽を交えた演劇音楽です)、 ラヴェルの『ボレロ』(主題を繰り返しながらエンディングに向けて 興奮が高まっていく感じが好きです)、 『幻想交響曲』のベルリオーズ(第二楽章のワルツがきれいです)、 新しいところではサティの『ジムノペディ』(印象派が活躍した時代で、 音楽の印象派ともいわれます)。 ◆オペラ座◆ パリ滞在中に時間があったら、 ぜひバレエやコンサートに合わせて、 オペラ座を訪れてみてください。 古い方の、オペラ・ガルニエがお勧めです。 安いチケットだと、 7ユーロくらいで買えるのです。 昼間の内部見学だけよりずっとお得! 音楽ファンならずとも、 華麗なホールや、シャガールの天井画など、 建物内部を見るだけでも 十分価値があります。 ◆ミュゼット◆ 民族音楽的なところでは、ミュゼットというアコーディオンのような民族楽器を使った音楽が 特徴的です。もともと18世紀頃に農民の楽器として誕生しましたが、 宮廷で演奏されることもあったようです。19世紀後半から20世紀初頭にかけては、 ダンス音楽としてホールで演奏されるようになりました。 ◆シャンソン◆ フランス的な甘い音楽をシャンソンと呼ぶようなイメージがありますが、 シャンソンとはフランス語で「歌」の意味で、特定のジャンルを指す言葉ではありません。 でも、20世紀中盤から後半にかけてのフランスでは、 まさに日本人がイメージするシャンソンが流行しました。 イヴ・モンタンの『枯葉』、エディット・ピアフの『バラ色の人生』、 シルヴィ・バルタンの『あなたの虜』などなど。 いろんな歌手に歌われた『オー・シャンゼリゼ』『ラ・メール』も有名だし、 日本ではサーカスが大ヒットさせた『ミスター・サマータイム』もオリジナルはフランスの曲。 そして『男と女』など数々の映画音楽で有名な作曲家 フランシス・レイの曲も忘れてはなりません。 最近の歌手で個人的に大好きなのは、 ララ・ファビアンです(本当はベルギー生まれ)。 『タイタニックのテーマ』が大ヒットした セリーヌ・ディオン(彼女の歌のフランス語版も 味わいがあります)とよく比較されますが、 声量たっぷりに力強く歌うバラード調の曲もあれば、 消え入りそうなか細い声で歌う曲もあり、 とても表現力豊かです。 1998年に大ヒットしたアルバム『ピュール(Pure)』の 1曲目『トゥ(Tout)』は素晴らしい曲です。 残念ながら、日本では英語のアルバムしか発売されておらず、 この曲は紹介されていません。フランスに行く機会がありましたら、ぜひお求めください。 |
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