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フランス映画 |
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フランスの映画事情フランス人は歴史のないアメリカを見下しているところもあり、 パターン化されたアメリカ映画には興味がない、 と思っていましたが、アメリカで封切られた話題作は、 たいていフランスでも公開されています。 パリには、日本の『ぴあ』のような『パリスコープ』という情報誌 (文字情報中心で『ぴあ』のようにきれいではありません) がありますが、公開されている映画の 動員数ベスト10が載っています。 少し古いですが、留学していた頃のデータをご紹介します。 ◆今週(1998年8月)の入場者数ベスト10◆ @アルマゲドン(米) Aドクター・ドリトル(米) Bリーサル・ウェポン4(米) Cプロポジション(米) Dビッグ・ヒット(米) Eデッド・マンズ・カーブ(米) Fル・ヴェイユール・ド・ニュイ(原題不明)(米) Gル・ディネ・ド・コン(仏) Hタクシー(仏) Iザ・アヴェンジャー(米) 驚くことに、上位はアメリカ映画ばかりです! フランス人はアメリカ嫌いを装っていながらも、やはり個人レベルでは 興味あるものに走ってしまうんですね。 でも、アメリカ映画は寿命が短いように思います。次のデータを見て下さい。 ◆過去1年間(1997年7月〜1998年8月)の入場者数ベスト◆ @タイタニック(米) Aル・ディネ・ド・コン(仏) Bタクシー(仏) 「タイタニック」は例外として、ベスト10はほとんどフランス映画で占められています。 このデータだけで決めつけてしまうのは問題かもしれませんが、 アメリカ映画には若者を中心に一時的に人がどっと押し寄せますが、引けるのも早い。 逆にフランス映画はビッグヒットにはならないが、息も長いようです。 ちなみに、上映される外国映画はほとんどフランス語に吹き替えられています。 ◆個人的に好きなフランス映画◆ 勧善懲悪で結末が予想できるアメリカ映画は 見ているときは楽しくても、後に残りません。 一方、フランス映画は、ストーリーが不明瞭だったり、 重たいものも多いのですが、見終わった後に 余韻が残るものが多いように思います。 古くは『禁じられた遊び』や アラン・ドロン主演の『太陽がいっぱい』、 どちらもラストシーンの強烈な印象は いまだに目に焼きついています。 『北ホテル』『パリ祭』『地下鉄のザジ』などを見ると、 昔のパリの下町の活気が伝わってきます。 リュック・ベッソン監督の『グラン・ブルー』も、 鮮やかな映像と共に印象に残る作品です。 喜劇では、何と言っても子供の頃に見たルイ・ド・フィネス主演『ニューヨーク・パリ大混戦』。 これほど笑った作品は過去にないほどです。 最近(といっても数年経ちましたが)では『アメリ』が面白かったです。 主人公のキャラクター設定はアメリカ映画にはない斬新なものだと思います。 |
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