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ソルボンヌ |
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私の留学生活〜ソルボンヌ編〜◆ ソルボンヌ 入学 ◆ 留学5ケ月目に ソルボンヌ 大学に入学しました。 といっても、外国人向けの「フランス文明講座」というもの。 よくソルボンヌを出ましたという芸能人がいますが、 ここを出ただけの人も少なくないと思います。 ここはフランス語が全くの初心者でも誰でも入れます(笑)。 クラス分けのテストをして、上級から初級まで4段階に分かれますが、 初級の中でも超初心者とある程度話せる人のクラスというように、 かなり細かくレベル分けがされています。 ソルボンヌの授業は3つに別れています。 語学のクラス、発音のクラス、そしてフランス文化のクラスです。 ソルボンヌの語学クラスは、語学学校に比べると 文法の割合が圧倒的に多くなります。 フランス語会話ができるようになるのを目指す語学学校と違い、 正しいフランス語を身につけるのがソルボンヌです。 語学学校では先生にもTu(君)で話しかけていましたが、 ソルボンヌではもちろんVous(あなた)で話しかけます。 発音のクラスは、LL教室で、先生やテープの後について発音するだけの単純な授業ですが、 繰り返しすことによってリエゾンやイントネーションなどが自然と身についてきます。 ◆フランス文化のクラス◆ でも、ソルボンヌに入った私の一番の目的はフランス文化のクラスです。 「フランス史」「パリ史」「フランス美術史」「フランス社会」など、 曜日毎に違うテーマで1時間30分の授業がありました。 言葉はフランス語ですが、全員初級クラスの外国人ですから、 先生もわかりやすい言葉でゆっくりと話してくれます。 私にとっては一番興味深いクラスでしたが、残念ながら生徒数は 日に日に減っていきました。日本の大学の大教室の授業とそっくりです。 一番面白かったのは、「パリ史」と「フランス美術史」です。 スライドを見せながら 説明をしてくれるのですが、 パリの歴史的建造物であったり、 ルーブル美術館や オルセー美術館にある 美術品だったりします。 ですから、授業を受けた週の週末、 実際にその場に行って 本物を見るという経験を 何度もしました。 特にルーブルは無料になる第一日曜日には必ずといっていい程足を運びました。 明暗法の画家ジョルジュ・ド・ラ・トゥールなど、ここの授業で初めて知って、 今でも大好きな画家の絵もあるくらいです。 「パリの街全体が教室」という感じで、本当に贅沢な授業だなと感じました。 ◆アパート暮らしも体験◆ ホームステイも楽しかったのですが、アパート暮らしもしてみたいと思っていた矢先、 知人が安くワンルームの部屋を貸してくれました。 17区、凱旋門から1.5kmほど 北東に行ったところにある 閑静な高級アパート街 といった感じの街並みです。 地下鉄の駅 Wagram のすぐ近くで 便利でしたが、 庶民的な20区と違って、 周りにお店が少ないのが 唯一欠点でした。 ホームステイ時代には、いつも帰ると誰かいたので、最初の内は少し寂しかったですが、 シャワーを好きな時間に浴びられたり、家に友達を呼ぶこともできるようになり、 気楽に暮らせるようにもなりました。 食事はたいてい学食で済ませました。学食といっても、 学校毎にレストランがあるわけではなく、学生なら誰でも入れる Resto-U というレストランが街中に何軒もあります。 意外なところでは、グラン・パレの地下にもありました。 カフェテリア形式で、前菜、メイン、デザート、それぞれ選べます。 当時の計算で300円くらいで、お腹いっぱい食べられました。 料理はしませんでしたので、家で食べるときは、バゲット(フランスパン)を買ってきて、 チーズやパテをおかずに食べていました。 焼きたてのバゲットの美味しさは半端ではありません。 家に帰る前に、道を歩きながら必ず何口かかじっていました。 結局、ホームステイとアパート暮らしの両方できたのは、貴重な体験だったと思います。 どちらも良さがあり、どちらが良かったとは一概には言えません。 |
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