海外旅行ワンポイントアドバイス |
海外旅行 アドバイス |
海外旅行ワンポイントアドバイス海外旅行先でのちょっとしたアドバイスのコーナーです。 少しでも、旅行のお役に立てれば幸いです。 また、海外旅行の準備のためのサイトも起ち上げました。ぜひ、合わせてご覧ください。 海外旅行を準備しよう! 第57回 外国人旅行者の急増A 2016年8月29日更新 前回の更新から1年以上経ってしまい、大変失礼しました。 その後も外国人旅行者は増え続け、2015年には2000万人に迫る勢いでした。 前年比630万人、率にして47%増という去年を大きく上回る伸びです。 外国人を相手にしたビジネスは好調ですが、 一方、大都市圏ではホテルが予約できない、 狭いビジネスホテルの部屋が2万円もするという 一般市民やビジネスマンにも困った事態が生じています。 その一方で、 海外から外国人を多く誘致しようと、 ・格安航空会社の増加 ・空港行きの格安バスの増加 といったプラス面もあります。 ぜひプラス面を生かして、 海外旅行をお得に楽しみましょう。 第56回 外国人旅行者の急増 2015年7月11日更新 2014年の訪日観光客数が1340万人を超えました。 前年比29%増という急激な伸びです。 私は現在、通訳ガイドをメインの仕事にしていますが、 外国人の増加は肌で感じています。 皇居前広場や浅草といった観光地に行くと、 9割くらいが外国人ではないかと思うこともあります。 あまりに急激な伸びで、ホテル、バス、駐車場等の供給が 追いついていないように思います。 飛行機の国際線も、10年前は乗客の大半が日本人でしたが、 今では逆転していて、日本人の方が少数であることも少なくありません。 今までは、ゴールデンウィークやお盆など、日本の休暇に合わせて 航空チケットが高かったり、取りづらいことがありましたが、 今後は海外のイベントや休暇も考える必要がありそうですね。 第55回 海外のイベント情報を確認しておこうA 2015年1月2日更新 海外のイベントを確認しておくべきもう一つの理由は、 予定していた観光ができないかも知れないからです。 思いがけずにお祭りに出くわすのは楽しいことですが、 旅の大きな目的が美術鑑賞だったのに、 お祭りのために閉館してしまうということもあるからです。 また、ホテルが取れなかったり、ホテル料金が通常の3倍したり... 交通機関も混雑し、移動も大変になるでしょう。 そんな失敗がないよう、 事前に現地情報を確認しておきましょう。 第54回 海外のイベント情報を確認しておこう 2014年11月10日更新 働いている方は、海外旅行に行ける日程が 限られてしまうという方が多いと思います。 ですが、可能でしたら、海外のお祭りやイベント情報を考慮してから 旅のプランを立てましょう。 いくつか理由はありますが、 一番には現地のお祭りが 楽しめるかも知れないからです。 旅先でお祭りに出会うのは とても楽しいことです。 まさかベニスのカーニバルに、 行くまで気づかなかったなんてことは ないと思いますが、 地元の小さなお祭り情報は、見落としてしまいがちです。 今はインターネットでいろいろ情報が得られますから、 出発前にぜひ確認しておきましょう。 第53回 エアラインの選択B 2014年6月12日更新 最近シェアを伸ばしているのが中東の航空会社です。 特にドバイを本拠地とするエミレーツ航空は、航空機自体も高級感がある他、 乗り継いでヨーロッパ各地へも行けるので、人気が高まっています。 ドバイそのものも、 世界一の高さを誇るビル 「ブルジュ・ハリファ」をはじめ、 世界最大のショッピングモールや 世界最大の噴水ショー、 7つ星といわれるホテルがある等、 人気の観光地になっています。 そこで、ドバイを経由する旅行を 組み立てたり、帰りにドバイ観光が 含まれているツアーに参加してみてはいかがでしょうか。 ヨーロッパ旅行を終えた後、最後におまけの楽しさが味わえます! 第52回 エアラインの選択A 2014年3月5日更新 航空会社を選択するもうひとつのポイントは経由地です。 直行便を利用した方が身体は楽ですが、直行便がない国もありますし、 経由便の方が料金が安い場合も多々あります。 その場合、どの航空会社だとどの国(都市)を経由するかを確認し、 行ってみたい場所を経由する航空会社にするのも手です。 乗り継ぎ時間が4〜5時間あれば、簡単な観光はできますし、 時間が許すなら、その地で1泊してみるのもお勧めです。 特に、発展途上国等で体力的に厳しい旅をしてきた場合、 大都市やリゾート地で1泊すると大いにリフレッシュできます。 経由地での観光は、本当の目的地以外にもう一つ観光先が加わり、 きっと旅の楽しさも倍増することでしょう! 第51回 エアラインの選択 2013年11月16日更新 海外旅行を計画する際、どの航空会社を利用するかもポイントです。 ひとつは、快適さ。次のようなことが挙げられます。 1.シートの広さ、前の席との間隔といった物理的な快適さ。 特に、長距離フライトの場合、いかに身体を疲れさせないかは重要です。 ビジネスクラスを利用する場合には、 フルフラットになるシートは熟睡するのに最適です。 2.食事内容、CAの対応、映画等のエンターテイメントの充実。 時間を持て余すことの多い長距離フライトで、 オンデマンドで見れる映画が充実していると、嬉しくなります。 下の写真は今年春のエミレーツ航空で、日本映画が17本もありました。 そして、もうひとつの重要なポイントは、経由地です。 これについては次回に。 第50回 4年振りの海外旅行B 2013年8月22日更新 モロッコ旅行では、ツアーとしてのメリットと、 個人旅行の楽しさを、同時に味わうことができました。 モロッコは各都市間の移動距離が長いし、 公共交通機関での移動が不便なので、 その点、快適な大型バスで楽に移動できるツアーは、大きなメリットでした。 一方、全食事付というのは楽な反面、 面白みに欠けました。 そこで、時には夕食をキャンセルし、 一人で街中まで出掛けて行き、 屋台等での食事を楽しんできました。 観光中にお土産屋に連れて行かれた時も、 そっと抜け出して、自由に街を散策しました。 他の参加者は土産店巡りに辟易としながらも、皆行程に従っていました。 このように、自由時間のほとんどないようなツアーでも、 自分次第で個人旅行のような楽しみも味わえるのです。 第49回 4年振りの海外旅行A 2013年6月3日更新 ずいぶんご無沙汰してしまいました。 モロッコ旅行は、個人的にも、日本の観光地との比較の意味でも 楽しく有意義なものでした。また、自分のガイドスタイルを見直す 良い機会でもありました。 モロッコは、「モロッコ」とひとくくりにできないほど、多面性を持った国でした。 迷路のような街並み、砂漠の風景、そしてその間をつなぐ雪山。 移動の多い旅でしたが、次々変わりゆく風景に目が離せませんでした。 また、砂漠では、自然をうまく 生かした観光を創り出したなと 感心しました。 砂漠でラクダに乗り、 日の出を鑑賞し、 そして、砂漠を目の前に朝食。 砂漠の入口にもかかわらず、 砂漠のど真ん中にいるような 感覚を味わえました! 第48回 4年振りの海外旅行 2013年2月9日更新 4年振りに海外旅行に行くことにしました。 この3年間、日本から出ずに、通訳ガイドの仕事に集中していました。 常に海外旅行者をお迎えする立場で、 自分が海外旅行するときの気持ちを忘れつつあるように感じていたので、 よい刺激になりそうです。 今回行くのはモロッコ。 初めて行く国で、ツアーに参加することにしました。 モロッコ自体もとても楽しみですが、 ・自分がどんな気持ちで未知の世界に行くのか ・現地でどんな情報が欲しいのか ・現地ガイドはどんなことを話すのか 一旅行者の視点で体験したいと思っています。 旅行を10日後に控えた今、ワクワク感を味わっています♪ 第47回 謹賀新年 2013年1月4日更新 新年あけましておめでとうございます。 結局去年も海外旅行いかずじまいでした。 年間約200日、ガイドとして稼働していたので、時間的に難しかったのです。 でも、去年の暮れから円安傾向が続いているので、 更なる円安にならない内に海外旅行をしておきたいと思っています。 また、円安によって、海外からのお客様が増えることを期待しています。 景気回復と世界平和によって、 ・日本人の海外旅行も ・外国人の訪日旅行も 増加することを期待したいと思います! 本年もよろしくお願い申し上げます。 第46回 パックツアーの良し悪しC 2012年10月30日更新 最近のパックツアーのパンフレットを見ると、 以前に比べ情報が多くなっています。 例えば、ホテルリスト、利用航空会社、観光への出発時刻、 ホテルへの到着時刻等々。 消費者保護の観点から、法的にもパンフレットに様々な記載が 必要になっています。 自由パックの場合、便を選べることも増えています。 もちろん、現地での滞在時間を長くしたい場合には、 早く出発し、遅い便で帰国するのが一番です。 しかしながら、その分、旅行代金も高くなることが多いので、 現地でどう過ごすかを考えながら選択すると良いでしょう。 第45回 パックツアーの良し悪しB 2012年7月2日更新 また、多くの国や都市を回りたいけれど、 「訪問先では自由に行動したい」という人もいるでしょう。 そんな方には、航空機とホテルだけが付いている 自由パックとも言えるようなツアーがお勧めです。 ただ、ツアーによって条件が様々なので、申込む前にきちんと確認しましょう。 例えば、 ・ 空港からホテルまでのトランスファーが付いているか。 ・ ホテルの立地はどうか(観光に便利か、治安は良い地域か、etc) せっかく自由に行動したいと思っていたのに、 ホテルが町の中心から離れていたら行動が限られてしまいます。 現地での行動をイメージしながら、自分にピッタリのツアーを選んでください。 第44回 パックツアーの良し悪しA 2012年5月20日更新 比較してみると、ツアー内容によってパックツアーと自由旅行を 使い分ければよいことがわかるのではないでしょうか。 例えば、こんな時にはパックツアーの利用価値が高いでしょう。 ・ 一度に多くの国や都市を回りたい ・ 公共の交通機関では行きづらい場所へ行きたい ・ 歴史や文化を知るのが目的なので、ガイドの説明を聞きたい ・ 自由旅行と比較してみると、パックの方が格段に安く済む 逆に、次のような場合は自由旅行がよいでしょう。 ・ 一つの都市にじっくり滞在したい ・ 美術館やショップ街など、自分のペースで見て回りたい ・ レストランや移動などで、できるだけ現地の人に接してみたい つまり、旅行の内容によって旅行形態を選ぶことが大切です。 第43回 パックツアーの良し悪し@ 2012年2月1日更新 初めての海外旅行ではパックツアーに参加する人が多いと思いますが、 海外旅行に慣れてくると、徐々に利用しなくなるのではないでしょうか。 ここで改めてパックツアーの利点をまとめてみまたいと思います。 ・ 効率良く、一度にたくさんの都市を回れる ・ 観光地でガイドの解説が聞ける ・ 一人で同じ行程を巡るより安い ・ 安心感がある(言葉やトラブルに対して) ・ 旅の仲間ができる 逆にデメリットとしては、 ・ 一都市の滞在時間が短い ・ 自由時間が少ない(自由に時間配分ができない) ・ 大都市や有名な観光地中心の行程で、その国の一部しか見られない ・ 好きな料理が食べられない ・ 現地の人と触れ合う機会が少ない といったところでしょうか。 こうした良し悪しを踏まえて、 次回はパックツアーと自由旅行の使い分けを考えてみたいと思います。 第42回 あけましておめでとうございます! 2012年1月1日更新 新年あけましておめでとうございます。 海外旅行ワンポイントアドバイスを書いているのに、 この2年間、外国からのお客様を受け入れるだけで、 全く海外旅行をしていませんでした。 きっと、空港(成田や関空にはよく行きます)や現地の様子に いろいろな変化が起きていると思います。 今年こそは海外旅行をしたいと思っています。 そして、何かアドバイスできるようなことを見つけてきたいと思います。 本年もよろしくお願い申し上げます。 第41回 クレジットカード使用時の注意B 2011年12月4日更新 クレジットカードを利用する場合の注意点の最終回です。 人気の少ないATM等の機械ではできるだけ使用しないようにしましょう。 (キャッシュカードも同様です) 私自身一度フランスで被害に遭いました。 クレジットカードでキャッシングしようとして 閉店後の銀行のキャッシュコーナーを利用しました。 ところが、カードが吸い込まれた切り、出てきません。 結局あきらめて外に出ると、入れ違いで数人の男が入っていきました。 出てきた彼らに「カードが出てこなかったか?」と尋ねても知らぬ存ぜぬ。 しかし、彼らが機械に何か細工をしてカードが出てこないようにして、 あとからこっそり盗み出したとしか考えられません。 結果的には、クレジットカードをストップすることによって被害は免れましたが、 やはり、人気の少ない場所でのカードの使用は控えた方がいいと思いました。 第40回 クレジットカード使用時の注意A 2011年11月1日更新 クレジットカードを利用する場合の注意点、2番目は、 怪しい店では使用しない とうことです。 どういう店が怪しいのかは経験を積まないと判断できませんが、一般的に、 ・客引きされて行った店(ショップ及び飲食店) (最近は店の客引きでなく、親切そうに近づいてきた人に食事に誘われて、 行った店で被害に遭うという事件が多発しています) ・クレジットカードを客の目の前で処理せず、一度店の奥に持って行く店 また、トラブルがあったときに、すぐにカード使用をストップできるように、 クレジットカード会社の緊急連絡先を控えておきましょう。 第39回 クレジットカード使用時の注意@ 2011年10月10日更新 クレジットカードを利用する場合にも注意点があります。 まずは、為替レートが急変動している時期の使用 前回、両替手数料がかかるというお話しをしましたが、 為替レートが急変動している時期には、わずか数日で、 両替手数料を上回る変動が起こる場合があります。 現時点では、ギリシャの財政危機の影響でユーロが乱高下し、 1日に2円以上変動することも珍しくありません。 海外でクレジットカードを利用した際の為替レートは、 必ずしも購入した日のものではなく、 利用した店舗が手続きをしたときのもので、 半月後のレートということもあります。 ですから、クレジットカードの請求書が届いたときに、 喜ぶこともあれば、がっかりすることもあるでしょう。 為替レートの予測はプロでも難しいですが、 そういうことも起こりうるということは、知っておくべきでしょう。 第38回 支払い方法 2011年9月2日更新 歴史的円高で、海外旅行、そして海外で買い物をするには絶好の機会です。 では、支払いはどうしたら一番お得でしょう? 金額だけで考えると、それはもちろんクレジットカードです。 両替をしたことのある方はお分かりかと思いますが、 ニュースで発表される為替レートが1ドル77円だったとしても、 現地通貨に換えるとき、現金なら79〜80円といったように、 手数料が上乗せされてしまいます。 さらに、再度円に戻す時も同様ですので、 現金だとドルの場合で1ドルにつき4-5円損します。 マイナーな通過だと、手数料は更にアップします。 ただし、クレジットカードにもいくつか落とし穴が… 続きは次回。 第37回 日本紹介ビデオ作りました 2011年8月2日更新 5月に「日本は安全です」といテーマでビデオを作りましたが、 今回は「日本はこんなに楽しいです」というテーマで、 東京と京都の間の観光地を動画や写真で紹介しています。 ぜひ、ご覧ください。 第36回 世界遺産巡り 2011年7月6日更新 先月の世界遺産委員会で、 平泉と小笠原諸島が新たに世界遺産に加わりました。 日本にとって嬉しいニュースです。 これで、日本の世界遺産数は16ケ所になりました。 世界遺産には、自然遺産、文化遺産、 そして両方の価値を有する複合遺産の3種類があります。 世界に目を向けると、その数936ケ所。 どこへ行こうか迷ったときに、旅のテーマのひとつとして興味深いです。 ただし、毎年増えていきますので、全てを訪問することは不可能でしょう。 第35回 通訳ガイドをしながら思うこと 2011年6月5日更新 先月のコラムをご覧いただいた方から、 いろいろとメッセージや質問をいただきました。 この場をお借りして御礼申し上げたいと思います。 海外旅行の添乗員と通訳ガイドの両方を体験してみて、 それぞれに仕事のおもしろさがありますが、 仕事の充実感としては、通訳ガイドの方があるように感じます。 大きな理由のひとつに、お客様との対等感が挙げられると思います。 日本は「お客様は神様です」の国、 どうしてもお客(上)対サービスする者(下)という関係が生じます。 一方、ほとんどの外国人は 人間対人間と見てくれます。 こちらが当たり前のように していることでも、いろいろと 気遣いの言葉を掛けてくれると 何だか嬉しくなります。 もし皆様が添乗員付の海外ツアーに参加されることがありましたら、 ぜひ添乗員にねぎらいの言葉を掛けてあげてください。 気分よく仕事ができると、 よりお客様に喜んでいただこうという気持ちになるはずです! 第34回 訪日外国人観光客 2011年5月5日更新 筆者の現在の仕事の中心は、通訳ガイドです。 外国人観光客に日本を案内する仕事です。 海外で、様々な感動体験を味わったので、逆に日本に来る外国人に 良い思い出を作っていただきたいという思いから始めました。 去年の1月から独立し、勉強しながら少しずつ仕事をしました。 そして、今年はガンガン仕事をするぞ、と思っていた矢先の大震災。 外国人の訪日が相次いでキャンセルとなり、 3-5月、ぎっしり入っていた仕事も軒並みなくなってしまいました。 そんな中でも、日本に来て下さった方々に インタビュー撮影に協力していただきました。 京都から東京までの5日間の旅、 桜のきれいな季節に、皆さん、安心して楽しんでいただけました。 第33回 現地のイベント情報に注目B 2011年4月26日更新 今日は筆者のイベント体験談。 もう10年以上前ですが、友人たちと パリのシャンゼリゼ通りで新年を迎えました。 カウントダウンをして、0時を迎えた瞬間は、大いに盛り上がりました。 みんなでキスしたり、ハグしたり、握手しあい、喜びを分かち合いました。 でも次の瞬間、危険を感じました。 多くの人がシャンペンのボトルを 持参して来ていたのですが、 乾杯の後、みんなボトルを 道路に叩きつけるのです。 割れたボトルの破片が飛び散ります。 また、あちこちに、 爆竹を鳴らしている人も… のんびりする気分ではなく、 早々に解散しました。 が、すでに地下鉄はなく、 宿泊地(当時20区にホームステイ)まで、1時間以上かけて歩いて帰宅。 今となってはよい思い出ですが、大変なニューイヤーでした(^_^;) 第33回 現地のイベント情報に注目A 2011年3月1日更新 イベント時期は現地が混み合うこともありますが、 それを狙って旅するのも良い思い出になるでしょう。 カーニバルやイースターは、冬から春に掛けて行われますので、 日本から行くには航空運賃も安く行けてお得です。 もちろん現地は混み合いますので、事前の予約は不可欠ですが。 そして、せっかくイベントを 見に行くのなら、 ・どこで見るべきか ・自分も参加できるのか ・危険はないのか ・帰りの交通手段はあるのか 等、しっかり下調べして行きましょう。 海外のイベントを見たり、 参加したりするのは貴重な機会です。 ぜひ、入念な準備をして、あとは思いっきり楽しんでください! 第32回 現地のイベント情報に注目@ 2011年2月10日更新 日本では、ゴールデンウィーク、お盆、年末年始に旅行すると、 旅行代金が大幅にアップします。 さらには、なかなか予約が取れないといったことも起こりますし、 年末年始には美術館などの観光施設が休みになることもあります。 外国でも同様です。 しかも日本とは違うカレンダーに基づいて祭日があります。 例えば、中国の旧正月。日付が毎年変わるので、要チェックです。 今年は2月3日でしたが、2/2〜8の間は中国国内の移動は大変です。 西洋でのキリスト教の行事も、 クリスマスのように 不変のもの(固定祝祭日)もありますが、 毎年変わるもの(移動祝祭日)もあります。 イースター(復活祭)には、 月の動きが絡んできます。 2011年は4月24日です。 また、カーニバルの日付も イースターに基づいて決まります。 第31回 あけましておめでとうございます 2011年1月22日更新 遅くなりましたが、新年のご挨拶をさせていただきます。 また新しい年を迎えました。 毎回本サイトをご覧くださっている皆様、心より感謝申し上げます。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 さて、ここ数年円高基調が続いていますが、海外旅行に行く人にはメリットです。 反対に、外国から日本に来る人たちには厳しい状況が続いています。 現在、通訳ガイドの仕事をしていますが、 ・来日客の伸び悩み ・来日しても、お金を節約する といった状況が実感できます。 様々な要素が為替に影響を与えますので、予測は難しいものです。 円高の今、余裕のある方は、ぜひ海外に行かれてはいかがでしょうか! 第30回 スリにご用心A 2010年12月8日更新 自分が被害にあったり、目撃した体験談をご紹介します。 @地下鉄に乗ろうとして車内に足を踏み入れた瞬間、中にいた人が落とした財布を踏んでしまいました。慌てて拾って落とした人に渡しましたが、他人の財布を踏んでしまった申し訳なさで、半ばパニック状態になっていました。 その後、少し落ち着いてから、ようやく自分の財布がないことに気付きました。よく考えてみると、自分が財布を踏んだのではなく、相手が自分の足の下に財布を入れたことに思い当たりました。そして、グルになっていた後ろの人が財布を抜き取ったのです… 前回も書きましたが、絶対にズボンの後ろのポケットに財布を入れてはいけません! A地下鉄で向いの席に荷物を置いていました。決して目を離さないようにしていました。ところが、出発する間際、いきなり目の前で荷物が奪われ、犯人はドアから出て行きました。慌てて追いかけようとした瞬間ドアが閉まり、電車は出発してしまいました… 荷物は見ているだけではだめで、やはり手から離してはいけません! 第29回 スリにご用心@ 2010年9月7日更新 今さらのようですが、スリには気をつけましょう。 日本にいると、スリに遭うことはほとんどありませんが、海外で被害にあった人は数多くいます。特にヨーロッパでは、数人でグルになっているケースが多いのです。 例えば、前を歩いている人が財布を落とす。 拾ってあげようと思ってかがんだ瞬間に後ろにいた人が財布を抜き取る。 よくあるパターンです。 ホテルのロビーに座っていたら 隣にいた人が話しかけてきた。 その間に、反対側に置いた荷物が 消えていた。 これもよくある話です。 気をつけたいのは、次の点。 1.ズボンの後ろのポケットには絶対財布を入れない 2.荷物から絶対目を離さない(置く場合でも足の間に挟む、手から離さない) 3.特に地下鉄は要注意です! 第28回 交通ルールに対する意識A 2010年8月17日更新 イタリア人から聞いたジョークです。 「ドイツ人は人通りの少ない山道でも信号を守る」 イタリア人から見た、ドイツ人の勤勉さを表す話ですが、 イタリア人は「信号を守るのは当たり前」、とは考えていないということです。 おそらく大半の日本人もこのドイツ人のような考え方でしょう。 外国に行ったら、 「こちらはあたり前と思っていても、相手はそうは思っていないかも知れない」 ということを常に認識しておくことが大事です。 第27回 交通ルールに対する意識@ 2010年6月1日更新 ほとんどの外国から見ると、日本人はとてもよく交通ルールを守っています。 運転手も歩行者優先の意識が徹底しています。 外国人からはよく、「日本人はとても秩序がある」と言われます。 一方、海外に行くと、国にもよりますが、あまり交通ルールが守られていません。 フランスに滞在し始めた当初気になったのは、 歩行者用の信号を守る人が少ないことでした。 あるとき、警官が見ている目の前で、 信号を無視をして渡っている人を見て 驚きました。 でも、それ以上に驚いたのは、 信号を守らない人を警官が注意しなかったことです。 警官は、何か問題が起きたときのためにいるという感じでした。 「自己責任」が徹底しているということでしょうか。 第26回 飛行機の欠航 2010年4月18日更新 アイスランドの火山の噴火で、 ヨーロッパ方面への飛行機に大混乱が生じています。 せっかくの海外旅行に行けなくなってしまった方、お見舞い申し上げます。 逆に、海外旅行から帰れなくなってしまった方も多いかと思います。 航空会社の責任(エンジントラブル等)の場合には、 航空会社が代替便を手配したり、ホテル代などを負担してくれますが、 自然現象の場合にはそうはいきません。 そんなとき、まずはホテルの確保が大切です。 同じような状況の人々が殺到する前に、部屋を押さえることです。 前日まで宿泊していたホテルに電話したり、 現地の旅行会社やガイド等に相談するのもひとつの方法です。 その上で、日本の留守宅へ連絡をしたり、 他のルートで帰国できないか検討したりすれば、焦らずに済むと思います。 第25回 カフェの利用F鳥に注意 2010年3月10日更新 東京の喫茶店でテーブル席で軽食を食べていても、 鳥が食べにくることはまずないですよね。 ところが、ヨーロッパではそれが起こるのです。 パリでは、筆者も何度かその光景を目にしています。 食事をしていると、スズメやハトがやってきて、 パンなどを引きちぎっていきます。 うっかりしていると、丸ごと取られてしまうこともあります。 それだけ、鳥たちが人間を怖がらずに 共生しているというのは、 ある意味とってもいいことだと思います。 でも、みなさんも食事の際にはお気をつけくださいね。 第24回 あけましておめでとうございます 2010年1月2日更新 日本では、年末年始の一番重要な行事は、もちろん正月です。 海外でも新年を祝いますが、国によって意味合いは様々です。 キリスト教の国々では、新年よりもクリスマスが重要です。 キリスト教徒にとって一番大切なキリストが誕生した日なのですから。 クリスマスが商業的な日本では、 12月25日が過ぎると、一斉に正月モードになりますが、 キリスト教国では、東方の三博士が誕生したキリストのお祝いに訪れたといわれる、 1月6日までをクリスマスとしています。 また、中華系の国々では、新年よりも春節(旧暦の正月)が重要です。 2010年は2月14日です。 その前後、地域によっては交通機関や宿泊施設が大混雑しますので、ご注意を。 第23回 カフェの利用E人間ウォッチング 2009年12月2日更新 カフェの楽しみのひとつは、人間ウォッチングです。 カフェでコーヒーを飲みながら周りを眺めてみると、様々な発見があります。 街を行く人々の服装や表情。 大都市にもかかわらず、パリやウィーンでは、 平日の昼間でもスーツにネクタイ姿のサラリーマンをほとんど見かけません。 東京では繁華街でもスーツ姿ばかりが目立つのと対照的です。 女性も着飾った人は少なく、普段着という感じです。 小さな町では、カフェが社交場になっています。 屋外のテーブルに座っている人は、 通りがかりの人とよく挨拶しています。 挨拶の仕方も頬にキスし合ったりなど、 国によって様々です。 町の人がみな顔なじみのようで、 小さな町の親しみを感じます。 その他、新聞を読んでいる人、議論している人、パソコンをたたいている人、様々です。 春になると、陽射しを求めて屋外の席が賑わいます。 季節感を感じる光景です。 第22回 カフェの利用Dちょっと様子が違うイタリアのカフェ 2009年11月3日更新 イタリアのバール(BAR)は、慣れないとちょっと戸惑います。 BARと言っても、日本で言うバーではなく、軽食の食べられる喫茶店といった感じです。 食事がしっかり取れるリストランテ・バール、アイスクリーム中心のジェラテリア・バール、 カフェ中心のカフェ・バールなど、様々なタイプがあります。 通勤前にカフェラテを飲んだり、軽食を食べたり、 仕事の後に立ち寄ったり、 食事の前に軽くワインを一杯飲んだりと、 イタリア人の生活に密着している場でもあります。 テーブル中心の大きなカフェでは、 ウェイターが注文を聞きにきてくれますが、 立ち飲み店舗の場合、ちょっと様子が違います。 カウンターがあり、 カウンターの中でバリスタと呼ばれる店員が、 コーヒーをいれてくれます。 ですが、バリスタにいきなり注文してはいけません。 まず、会計で注文してお金を払い、スコントリーノと呼ばれるレシートをもらいます。 このレシートをバリスタに渡すと、注文したコーヒーなどをいれてくれるのです。 第21回 カフェの利用C歴史的カフェを楽しむ 2009年10月8日更新 コーヒーを飲むだけがカフェではありません。 カフェそのものが、一種の観光スポットです。 パリやウィーンに行くと、 歴史あるカフェが残っています。 ピカソや藤田など、 20世紀前半にエコール・ド・パリの画家達が集った モンパルナスのカフェ(ル・ドームなど)。 文学者や政治家が議論した サン・ジェルマン・デ・プレのカフェ (レ・ドゥー・マゴなど)。 コーヒーを飲みながら、歴史や美術、文学の世界に思いを馳せるのも 旅の楽しみではないかと思います。 映画の舞台を訪ねるのも楽しい体験です。 『第三の男』の舞台となったウィーンのモーツァルト、 『アメリ』の舞台となった、モンマルトルのレ・ドゥー・ムーランなどなど。 ぜひ、出発前にその映画を見ておきましょう! 第20回 カフェの利用B支払いのタイミング 2009年9月2日更新 ご存知のように、海外のカフェやレストランでは、テーブルで支払いをするのが一般的です。 では、どのタイミングで支払いをすれば良いでしょうか。 基本的には店を出るときです。でも、 支払いをしたいときにウェイターが見つからない、 というのはよくあることです。 特に、外のテーブル席での場合に多いですね。 自由旅行ならよいのですが、 ツアーで短い自由時間の中でお茶する場合には、 ウェイターが来てくれないと、イライラします。 大声で呼ぶのも恥ずかしいし、 立ち上がって支払いに行くのもスマートではありません。 解決方法としては、 1.飲み物を持ってきたときに払ってしまう 2.代金をテーブルに置いて店を出る のどちらかです。 変な誤解を招かないように、 飲み物を持ってきたときに払ってしまうのが一番良いでしょう。 第19回 カフェの利用Aコーヒーの値段 2009年8月1日更新 同じ店内で、同じコーヒーを飲んでいるのに、値段が違う! フランスではよくあることです。 それは、座る席によるものです。 店によって、2〜3段階に分かれています。 一番安いのはカウンターや立ち飲み席。 ウエイターが不要なためです。 次は店内のテーブル席。 一番高いのは外の席。 ウエイターの移動距離が一番長いことと、 道路使用料を払っているからだそうです。 フランスでは、やたらと道路に張り出したテーブル席が目立ちますが、 ちゃんと許可を取っているのですね。 日本では道路交通法の関係で、路上にテーブル席は作れないようです。 第18回 カフェの利用@軽食で済ませたいとき 2009年7月10日更新 海外旅行中、カフェはとっても便利な場所です。 ・街歩きに疲れたときの休憩場所 ・公衆トイレの少ない街中で、トイレの利用 それだけではありません。 レストランで食事するには、 それほどお腹も空いてないし、 軽く済ませたい。 そんなときのレストラン代わりにもなります。 もちろん、マクドナルドやバーガーキングに 入ってもいいのですが、 せっかくだから、その国らしいカフェに入りましょう。 サンドイッチや、ピザなどは大抵のカフェで食べられます。 フランスでは、クロック・ムッシュという、 食パンにハムとチーズを載せて焼いたものが定番です。 それに目玉焼きを加えたクロック・マダムというものもあります。 第17回 食事を楽しもうB高級レストランはランチが狙い目 2009年6月7日更新 高級レストランは予約なしではなかなか入れないし、 出発前には予定が立てられないかも知れません。 また、金額も気になるもの・・・ そんなときお勧めなのがランチです。 まず、ディナーに比べて予約が取りやすいです。 前日や、場合によっては当日でも 予約が取れることがあります。 それから、日本でもそうですが、 ランチはディナーに比べて半額か それ以下の料金で食べられることが多いです。 ディナーとランチの料理内容は違いますが、それでも高級レストランです。 ランチは手を抜いているなんてことはありません。 ぜひ、チャレンジしてみてください。 第16回 食事を楽しもうA高級レストランは事前予約を 2009年5月5日更新 海外旅行中に、一度は高級レストランで食事をしてみたいもの。 それが旅の大きな目的ということもあるかも知れませんね。 でも、現地に到着してから予約しても、満席で断られることもあります。 どうしてもそこで食事をしたければ、 出発前に予約しましょう。 電話をするか、ホームページが見つかれば、 そこから予約にチャレンジしてみましょう。 ホームページでメニューを公表している 場合もあります。 そんなときは、必ず事前にメニューを 調べておきましょう。 特にフランス料理などは、その料理の出身地の名前やソースの名前、調理法など 沢山の形容詞が付いていて、何の料理だか一見しただけでは理解が困難です。 せっかく憧れのレストランを予約できたのに、思った料理が食べられなかった! などということが、くれぐれもありませんように。 (写真は、パリの3つ星レストラン「アラン・デュカス」 ホームページ上で、メニューやワインリストも公開しています。予約もできます。) 第15回 食事を楽しもう@ツアー中の食事 2009年4月4日更新 海外旅行の大きな楽しみのひとつ、それは食事ではないでしょうか。 にもかかわらず、意外と旅行中の食事に満足して帰ってきた人というのは少ないようです。 ツアーだと、レストランも食事内容も選べない。 個人だと、低価格のレストランに入ってしまう。 さらには、言葉が心配なので、 ついファーストフード店に入ってしまう。 そんな話をよく耳にします。 せっかく高いお金を出して海外旅行をするのですから、 満足のいく食事がしたいもの。 ツアーに参加したからといって、必ずしも自由が利かないわけではありません。 その国で、その街で本当に食べたいものがあったら、ツアーの食事をキャンセルしましょう。 キャンセルしても返金されることはまずありませんが、 美味しいものと出会えれば、きっとよい思い出になるはず! 第14回 市内への移動も観光です 2009年3月7日更新 空港から市内へ移動し、ホテルに着いて「さあ、いよいよ観光だ」となるところですが、 その前に、市内への移動も観光のひとつだと考えましょう。 先日、上海へ行ってきました。 上海には、空港と市内を結ぶ リニアモーターカーがあります。 わずか7分ですが、最高時速431kmにもなります。 ですから加速が急で、 飛行機の離陸時のような感覚を楽しめました。 確かに、新幹線よりもスピードを感じます。 もちろん、公共の交通機関を使う場合には、 ホテルとの距離や駅からの交通手段、 重いスーツケースを持っている場合どうするかなど、 状況を考える必要があります。 ですが、「移動も観光の内」と考えると、旅の楽しさが広がると思いませんか! 第13回 座席が選べる自動チェックイン機 2009年2月1日更新 旅慣れた人でも、少しの間海外旅行をしていないと、変化に驚くことがあります。 最近は、日本でも外国でも、自動チェックイン機の導入が進んでいます。 成田空港を見る限りでは、機械に慣れていない乗客を スタッフが手伝っているケースがほとんどで、 かえって時間がかかってしまうように思います。 時間が経って、みんなが慣れてくれば、効率化されるのでしょうか? 良くなったと思うのは、 自分で座席を選べること。 カウンターでは、 通路側や窓側希望くらいしか 希望が出せなかったのが、 具体的な席の場所まで指定できるのです。 トイレの近くは避けたいし、 (←真ん中の列が空いてたら、 ギャレーかトイレです) 窓側席を希望する場合も、 2人掛席なのか3人掛席かによって 変わってくるでしょう。 ただ、行列している場合にはゆっくり選んでいる暇はないので、 そんなときは係の人に、口頭で希望を伝えましょう。 それから、空席が少なければ、席を選ぶどころか 友達同士隣合って座れなかったり、両側を他人にはさまれてしまいますので、 空港へは余裕をもって早めに行きましょう。 第12回 乗り継ぎ空港の活用B入国してみる 2009年1月3日更新 第10回で、乗り継ぎ時間に市内へ出てみることをお勧めしました。 でも、そこまでの時間がなかったり、行くのが心配だったりすることもあるでしょう。 そんなときに、入国審査を通って入国し、 空港のターミナルビルを探検してみるのも楽しい体験です。 空港のターミナルビルの施設は、出入国審査の内側だけではありません。 成田空港を思い浮かべてみてください。 出国審査を通ると、ブランドショップと、似たような免税店が並んでいるだけです。 外の方が、レストランやショップ、 本屋、郵便局、床屋、リラクゼーション施設など バラエティーに富んでいるでしょう。 外国の空港でも同様のケースは多いです。 外に出ると、内側とは違った その国の様子を伺い知ることができます。 ユーロ圏であれば、フランスなど一部を除き、 パスポートの提示だけで出入国できます。 手荷物はロッカーに預けてしまうと便利ですが、 ただし、乗り継ぎの搭乗券は出国審査の際に必要ですので、お忘れなく! 第11回 乗り継ぎ空港の活用A国内線ロビーより国際線ロビー 2008年12月5日更新 乗り継ぎ時間を空港で過ごさざるを得ないときは、 せっかくの機会ですから、空港を探検しましょう。 国際線から国内線に乗り継ぐ場合は、 あまり早く国内線ロビーに行かないことをお勧めします。 というのは、ほとんどの空港の国内線ロビーは、 国際線ロビーよりも狭く、施設も少ないからです。 さて、空港内には、ショップ、レストラン、カフェなどがあります。 乗り継ぎ空港は、多くの場合、往復共に乗り継ぐ場所ですから、 行きには、帰りに買うお土産の下見などもしておくと良いでしょう。 でも、それだけではありません。 アムステルダムのスキポール空港には、 美術館やカジノまであるのです。 乗り継ぎも旅の一部です。 ぜひ探検して、充実した時間を過ごしてください。 第10回 乗り継ぎ空港の活用@ 2008年11月8日更新 身体に楽なのは、もちろん目的地への直行便です。 でも、経由便の方が安かったり、 経由便しか予約が取れなかったりすることが往々にして起こります。 乗り継ぎ時間が短ければ問題ありませんが、 3時間以上あるときは、ただ待っているのは辛いものがあります。 そんなときは、せっかくの機会ですから、「儲けた!」と思って、 思い切って市内へ出てみることをお勧めします。 ヨーロッパ内であれば、入国は簡単。 ほとんどの場合、 パスポートさえ提示すればOKです。 (乗り継ぎ便の航空券や、 搭乗券が必要なこともあります。) 成田空港のように、 中心部から1時間もかかることはまれで、 パリ、アムステルダム、ウィーン、ミラノなど、 電車を使えば30分ほどです。 (写真は、空港から20分ほどのアムステルダム中央駅) 思わず、追加のミニ観光が楽しめます! もちろん短時間ですから、事前にきちんと調べておき、 見学地も絞り込んでおく必要はあります。 第9回 機内での過ごし方B 時間の使い方 2008年10月3日更新 さあ、行き先によっては12時間以上もある機内、どう過ごしましょう。 機内にはエンターテインメント設備があります。 映画は、 以前は画面が壁や通路上のモニターにしかなく、 前の席越しに背伸びしながら見なければならなかったし、 眠くなったころに映画が始まることも少なくありませんでした。 しかし、最近では席毎にモニターが設置され、 オン・デマンドで自分が見たいときに見られる映画が増えました。 席毎のモニターでは、ゲームが楽しめるものがほとんどです。 音楽や、機内誌もあるし、 フライト・インフォメーションも時々チェックしましょう。 あと何時間で到着予定なのか、 現地時間は何時なのか、 今、どこの上空を飛んでいるのか、 また高度やスピードなど、 様々な情報が得られます。 私が必ず機内に持ち込むものは、次のものです。 ・現地のガイドブック(観光情報だけでなく、歴史や文化なども、旅を充実させます) ・小説(機内だけでなく、現地のカフェやホテルの部屋で読むこともあります) ・メモ帳(現地でやりたいことを思いついたらメモしましょう。 非日常の中で感じたこともメモしておきましょう) 第8回 機内での過ごし方A 食事 2008年9月5日更新 出されたものを残さず食べるというのは、日本人の美点です。 でも、旅行中は体調を優先しましょう。 特に、機内食は必ずしも全部食べる必要はありません。 機内食の回数が何回あるのか、 乗り継ぎ便で食事は出るのか、 到着後に現地で食事が用意されているのか、 事前に確かめておくことが大切です。 あまり美味しいとは言えない機内食で (航空会社の方失礼!)お腹がいっぱいになり、 到着後のせっかくの現地料理が 食べられなくなってしまうことがあるからです。 お酒もほどほどにしておきましょう。 気圧が低いため、地上よりも酔いが回るのが早くなる傾向があるようです。 しかし、水分補給は十二分にします。 機内は乾燥しているし、水分不足はエコノミークラス症候群を起こしやすいのです。 第7回 機内での過ごし方@ 睡眠 2008年8月10日更新 ヨーロッパやアメリカへは、直行便でも10時間以上かかります。 この長時間滞在する機内でどう過ごすかは、旅のスタートとして大事なことです。 まず、眠るか、眠らないか? 東行き(アメリカなど)のときは、 到着するのは午前中であることも多いので、 眠っておかないと、その日の行動に支障がでます。 反対に西行き(ヨーロッパなど)の場合は、 到着すると夕方であることが多いので、 あまり機内で眠りすぎると、 夜眠れなくなってしまうことがあります。 時差に早く慣れるためには、飛行機に乗ったらすぐに、 時計を到着地の時間に合わせることです。 身体が現地時間で活動するようになります。 そして、日本時間のことは忘れましょう。 「日本は今頃何時だろう?」と考えていると、 いつまでも身体が現地時間に切り替われないのです。 第6回 店に入るときは挨拶しよう 2008年7月6日更新 海外旅行の楽しみのひとつはショッピングでしょう。 でも気になるのは、日本人観光客を見ていると、 無言で店に入っていく人が多いことです。 日本では「お客様は神様」という意識があるせいか、 「店員より客の方が偉い」 といった意識が感じられます。でも、 「外国に行ったら、店員も客も対等な人間だ」 という意識を持った方がよいでしょう。 それは、マナーでもありますが、 得することも多いのです。 まずは、店に入るときに挨拶しましょう。 英語でもいいですが、できればその国の言葉で「こんにちは」くらいは憶えましょう。 店員も必ず笑顔で迎えてくれるはずです。 無言で入ると、店員も話しかけてきません (観光客専門の店なら、うるさいほど話しかけてくるかもしれませんが)。 でも、挨拶して入ると、店員も話しかけてきてくれることが多いです。 そして、会話している内に、お勧め商品を紹介してくれたり、 希望を言うと、店頭にないものを探してきてくれたりします。 ショッピングをより楽しめるだけでなく、 フレンドリーな店員に出会うと、きっと印象深い思い出にもなるでしょう。 第5回 添乗員をうまく利用しよう 2008年4月6日更新 旅行先で団体旅行に出会うと、 ときどき添乗員に対して怒ったり、怒鳴ったりしている客を見かけます。 これは絶対やめましょう。 どんなベテランでもミスはするし、添乗員の責任ではないトラブルも沢山あります。 添乗員を怒鳴ることによって、グループ全体の雰囲気が暗くなってしまいますし、 添乗員が萎縮して、笑顔で案内できなくなってしまうこともあります。 それに、たとえ添乗員のミスが原因だったとしても、 怒鳴った客に対して心からのサービスができなくなってしまうでしょう。 団体旅行中、トラブルがあったときには、むしろ、 添乗員を励ましたり、協力してあげましょう。 添乗員も人間ですから、そんなお客には感謝の気持ちを表したくなるでしょう。 添乗員も客も、きっと楽しい気持ちで旅が続けられること間違いありません。 (添乗員経験のある筆者の正直な気持ちです(^_^)v) もちろん、怒鳴るのに値するような添乗員の行動や態度もあるかと思います。 そんなときは、人のいないところで注意しましょう。 また、後日、旅行会社宛に手紙を書くのもよいでしょう。 第4回 折りたたみ傘は日本で準備しよう 2008年5月5日更新 外国旅行の荷物を準備する際、折りたたみ傘を用意しましょう。 これには2つの理由があります。 まず、日本では急に雨が降ってきても、コンビニやキオスクですぐに傘が買えますが、 これほど簡単に傘が買える国は他にはありません。 だからなのかわかりませんが、外国の街では、 雨の中、傘を差さずに歩いている人をよく見かけます。 でも、せっかくの観光中に風邪をひいては何にもなりませんから、 旅行者である私達は傘を持ち歩きましょう。 日本から用意していくもう一つの理由は、 日本の折りたたみ傘が軽くて丈夫だからです。 外国で運良く折りたたみ傘を見つけたとしても、 日本製ほど軽くて丈夫な傘に出会うことはめったにないでしょう。 傘はスーツケースに入れていき、現地で観光する際には必ず持ち歩きましょう。 地域によってはスコールがあったり、1日の内で晴れと雨が繰り返されることもありますので、 朝晴れていても、傘は忘れないようにしましょう。 第3回 ロスバゲ対策を 2008年4月6日更新 3月27日にロンドンのヒースロー空港に第5ターミナルがオープンしました。 しかし、最新の設備を誇っていたにも関わらず、初日からロスバゲが相次いでいます。 さて、ロスバゲというのは、Lost Baggage、預けた荷物が紛失してしまうことです。 旅行の初日から荷物がなくなってしまうと、せっかくの楽しい気分が台無しです。 でも、ロスバゲはよくあることなのです。 特に発生しやすいのは、 1.乗り継ぎがある場合 乗り継ぎ時間が短いと、 乗客でさえ間に合うかどうかヒヤヒヤしますが、 こんなとき、荷物も間に合わずに 積み残されることがあります。 2.団体で小型飛行機に乗る場合 現地で乗り継いだ飛行機が数十人しか乗れない小型機だったというのはよくあることです。 しかも、日本人の団体で乗る場合には、ほぼ全員大きなスーツケースを持っています。 こんなとき、飛行機に全ての荷物を積み込めずに置いていかれ、 次の便に載せるということがあるのです。 毎日宿泊先が変わるような強行スケジュールのツアーでは、 荷物を受け取るタイミングが難しくなります。 出航したら1週間も10日も港に戻って来れないクルーズツアーなどでは、 荷物を受け取るのは帰国日なんてことにもなりかねません。 ロスバゲは、いつ発生するかわかりません。 ロスバゲに備え、 ・ 当面必要なもの ・ それがないと旅行の価値が大きく下がってしまうもの (例えばカメラなど) は、極力手荷物として機内に持ち込みましょう。 第2回 機内持ち込み手荷物に注意! 2008年3月5日更新 航空機テロ防止のため、2007年春から、空港での手荷物検査が厳しくなりました。 これは、成田空港に限らず海外の空港でも同様です。 もちろん、以前から刃物(小さなハサミやカミソリ、爪切りなども含む)の機内持込は 禁止されていましたが、昨年からは液体の持ち込みも制限されるようになりました。 例外として、医薬品やベビーフード、 100ml以下の液体に限で、透明なジッパー付プラスチック袋に入れてあるもの などに限りOKです。 ここで気をつけなければならないことは、 1.海外で乗り継ぎがある場合 手荷物検査を終えて、その出国ロビー内のお店で買った液体物は機内に持ち込めますが、 乗り継ぎがある場合には、 乗り継ぎ空港の手荷物検査で取り上げられてしまう可能性が大です。 (直行便なら問題ありません) ですから、ワインなどをお土産で持ち帰りたい場合は、次のどちらかです。 ・乗り継ぎの空港で購入する ・最初からスーツケースに入れて機内に預ける (パジャマ等でぐるぐる巻きにします。ただし、空港職員の乱暴な取り扱いで 割れてしまう危険は常にありますので、ご承知の上で行なってください) 2.液体と見なされるものの種類 もうひとつは、何が液体と見なされるかという問題です。 ハミガキ粉やスプレーなどは、旅行会社でもらえる書類に書いてありますが、 私の大失敗は、 チーズです。 フランスのスーパーで買ったチーズをパリの手荷物検査で取り上げられてしまいました! パリの空港職員の話だと、ハードタイプのチーズは良いが、 カマンベールのようなクリーム状のチーズはダメとのことです。 皆さん、くれぐれも大事なお土産を取り上げられないように注意しましょう。 第1回 コインを持ち歩きましょう 2008年2月3日更新 海外旅行で困ることの一つが、小銭です。 日本はどこに行っても簡単に両替ができます。 コンビニでは、1万円でガムを買ってもお釣りをくれるし、 切符やドリンクの自動販売機でもお札が使えます。 ところが・・・ 外国でこれほど気軽に両替できる所は知りません。 観光客が集まる土産店でさえ、お釣りの用意をしていません。 ローカル電車に乗る時、コインロッカーを使う時、トイレのチップ・・・ コインが必要な場所は沢山ありますから、できるだけコインを持ち歩きましょう。 コインを手に入れる方法は、 1.現地で両替する 日本で現地通貨に両替しても、コインはくれません。端数は日本円で返されます。 現地で両替すれば、端数は当然現地通貨でもらえます。(ピッタリの金額の場合以外) ただし、日本で両替した方がレートが良い場合もありますので、 旅行会社で最新情報を確認しておきましょう。 2.お釣りをコインでもらう 買い物をして、お釣りがお札でくる場合、細かくしてもらえないか聞いてみましょう。 嫌がられることも多いですが、もらえることもあります。 勇気を出して、 "Can I have small change?" と言ってみましょう。 |
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