病気の名前:病名辞典


やけどとは?☆やけど


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 病気はいつ罹ってしまうかわかりません。
 身体の不調を感じたとき、それがどんな病気である可能性があるのか、知っておくことは重要です。
 単なる風邪だと思っていたら、重病だったということは往々にしてあるものです。
 そこで、身体の部位別に病名・病気用語を辞典のようにまとめてみました。参考にしていただければ幸いです。
 もちろん専門医の診断なしには病名を断定できませんので、身体の不調を感じたら、必ず医療機関で診察を受けるようにしてください。


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やけど

やけどとは(火傷、熱傷)、火や高熱によって皮膚が損傷した状態をいいます。深さによって分類されます。

T度は、表皮だけが損傷して赤くなり、ヒリヒリする痛みがある状態です。U度は、少し深いやけどです。患部が赤くなり、しばらくすると水疱ができます。深いやけどの場合は、水疱の下の方に白い膜がみえます。これは皮膚が熱によって損傷し、たんぱく質が変質したものです。治癒するのには時間がかかり、痕が残ることも多いです。V度は、皮下組織まで損傷するやけどです。皮膚は焼け焦げて壊死してしまい、黒褐色か白色に変色し、感覚がなくなります。痕が残り、部位によっては機能障害を起こします。

治療法としては、まずやけどした部分を冷やします。流水で冷やす場合は、水流で皮が剥けることがありますので強さに注意します。広範囲の場合には、水を張った浴槽に体ごとは入って冷やします。体表の10%以上のやけどで、深さもU度以上の場合は、入院が必要です。症状により、鎮痛薬や抗菌薬を用います。

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