病気の名前:病名辞典


紅皮症とは?☆紅皮症


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 病気はいつ罹ってしまうかわかりません。
 身体の不調を感じたとき、それがどんな病気である可能性があるのか、知っておくことは重要です。
 単なる風邪だと思っていたら、重病だったということは往々にしてあるものです。
 そこで、身体の部位別に病名・病気用語を辞典のようにまとめてみました。参考にしていただければ幸いです。
 もちろん専門医の診断なしには病名を断定できませんので、身体の不調を感じたら、必ず医療機関で診察を受けるようにしてください。


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紅皮症

紅皮症とは、全身の皮膚が赤くなり、角質層がボロボロと剥がれ落ちたり、皮がむけたりする病気です。角質層は、皮膚の3つの層の外側である表皮の、さらに一番外側にある層です。基底層で作られた皮膚細胞が表面に移動し、角化して角質層を形成し、これがやがて垢となって剥がれ落ちます。新陳代謝のサイクルは、20代で約28日、30代で約40日、それ以降では約55日ですが、紅皮症になると、それより速いペースで剥がれ落ちていきます。

原因は様々な病気で、その病気が皮膚の状態に表れたものと考えられています。アトピー性皮膚炎や、薬疹、細菌感染、悪性のリンパ腫などが原因と考えられます。

全身性の病気と考えられるので、治療法は、まず血液検査などで原因をつきとめ、それに沿った薬剤療法を行います。荒れた皮膚を改善するには主に副腎皮質ステロイド薬を使用しますが、原因となる病気の種類によっては他の薬品を使います。

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