病気の名前:病名辞典


ラッサ熱とは?☆ラッサ熱


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 病気はいつ罹ってしまうかわかりません。
 身体の不調を感じたとき、それがどんな病気である可能性があるのか、知っておくことは重要です。
 単なる風邪だと思っていたら、重病だったということは往々にしてあるものです。
 そこで、身体の部位別に病名・病気用語を辞典のようにまとめてみました。参考にしていただければ幸いです。
 もちろん専門医の診断なしには病名を断定できませんので、身体の不調を感じたら、必ず医療機関で診察を受けるようにしてください。


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ラッサ熱

ラッサ熱とは、ラッサウィルスの感染によって起こる、急性ウィルス性出血熱の一つです。7〜18日間の潜伏期間の後、発熱や倦怠感が生じます。その後、高熱、関節痛、筋肉痛、頭痛、咽頭痛、嘔吐、下痢などがみられます。また、顔や首のむくみや、粘膜出血、吐血、下血、紫斑などが生じることもあります。治療をしない場合の致死率は7〜8割りにも及びます。

原因はラッサウィルスですが、西アフリカにて、このウィルスを保有するネズミの唾液や尿などからの接触感染が確認されました。人間同士でも、接触感染と飛沫感染によって感染します。

治療法は、抗RNAウィルス薬のリバビリンを使用します。発症後6日以内に治療を開始すれば、致死率は1割に下がります。また、輸血や、心臓機能の管理などの対症療法も必要です。


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