病気の名前:病名辞典


腹膜炎とは?☆腹膜炎


 サイトの紹介

 病気はいつ罹ってしまうかわかりません。
 身体の不調を感じたとき、それがどんな病気である可能性があるのか、知っておくことは重要です。
 単なる風邪だと思っていたら、重病だったということは往々にしてあるものです。
 そこで、身体の部位別に病名・病気用語を辞典のようにまとめてみました。参考にしていただければ幸いです。
 もちろん専門医の診断なしには病名を断定できませんので、身体の不調を感じたら、必ず医療機関で診察を受けるようにしてください。


 スポンサードリンク

 
病気の名前:病名辞典トップ > 腸の病気 > 腹膜炎


腹膜炎

腹膜炎とは、腹腔と腹部の臓器を覆っている腹膜に何らかの原因で細菌が感染して、炎症を起こす病気です。突然発症して急速に症状が悪化する急性腹膜炎と、慢性的に症状が進行していく慢性腹膜炎があります。初期には炎症は一部に留まり、部分的な腹痛を訴える程度ですが、炎症が広がっていくと腹部全体の痛み、発熱、嘔吐などがみられ、ショック状態に陥ることもあります。

原因としては、急性腹膜炎の場合、虫垂炎、膵炎、胆嚢炎、腸閉塞などによる組織の壊死、子宮や卵巣の炎症、手術後の合併症として発症することもあります。慢性腹膜炎の場合は、開腹手術後の合併症や、結核菌が腹膜に感染したr、癌が腹膜全体に広がるなどして発症します。

治療法は、急性の場合には開腹して病巣を切除し、腹腔内に溜まった膿を取り除く手術が行われます。同時に炎症の原因である細菌を殺すために抗菌薬を服用します。慢性腹膜炎の場合は、原因疾患の治療を行うとともに、抗菌薬を服用しますが、腸管の通過障害などの症状が起きて改善されない場合には、手術が必要です。


スポンサードリンク

サイト内検索
 メニュー

 循環器系
  心臓
  血管・血圧
  血液
 呼吸器系
  肺・気管支、他
 消化管系
  食道
  
  
  肛門
 消化腺系
  肝臓
  腎臓・尿路
  膵臓・胆道
 表皮
  皮膚・毛髪・爪・汗腺
 顔
  
  鼻・のど
  
  口・舌・歯・顎、他
 骨・関節・筋肉等
  腰・背中
  首・肩
  腕・肘・手
  股・膝・脚・足
  骨折・スポーツ障害
 脳関係
  脳・神経
  精神
 内分泌器系
  ホルモン・代謝異常
 免疫異常
  アレルギー
 感染症
  細菌感染・ウィルス感染等
 男性の病気
  男性の生殖器
 女性の病気
  女性の生殖器・子宮等
 子供の病気
  出生時の障害
  子供の疾病
  子供の精神疾患
 

 プロフィール

Copyright(C) 病気の名前:病名辞典 All Rights Reserved