病名辞典：直腸脱とは？☆直腸脱

病気の名前：病名辞典
直腸脱とは？☆直腸脱
サイトの紹介　病気はいつ罹ってしまうかわかりません。　身体の不調を感じたとき、それがどんな病気である可能性があるのか、知っておくことは重要です。　単なる風邪だと思っていたら、重病だったということは往々にしてあるものです。　そこで、身体の部位別に病名・病気用語を辞典のようにまとめてみました。参考にしていただければ幸いです。　もちろん専門医の診断なしには病名を断定できませんので、身体の不調を感じたら、必ず医療機関で診察を受けるようにしてください。　スポンサードリンク

		病気の名前：病名辞典トップ　＞　腸の病気　＞　直腸脱直腸脱大腸は、小腸で栄養を吸収した後の食物が送られてくる、長さ約1.6mの管です。大腸では、糞便として排出しやすい硬さにするために、水分や塩分を吸収します。小腸に近い方から、盲腸、上行結腸、横行結腸、下行く結腸、S状結腸、直腸です。直腸に糞便が溜まり、内圧が上昇すると、直腸壁にある知覚神経が刺激されて、大脳に信号が送られ便意を感じます。直腸脱とは、この大腸の最後の部分である直腸が、肛門から外に脱出した状態をいいます。初期には、排便時に腹圧がかかって脱出しますが、次第に出たままの状態となり、戻らなくなります。脱出の程度は、数cmから20cmにもなります。症状が続くと、肛門括約筋が緩んだままになります。原因は、便秘や排便障害ですが、温水洗浄便座で頻繁に強い水流を当てたときにも起こることがあります。治療法は、子供の場合は排便習慣の改善、大人では手術が必要です。開腹して直腸を引き上げ、骨盤内に固定したり、脱出した部分を肛門側から縫い縮めたりします。スポンサードリンク
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