病気の名前:病名辞典


強皮症とは?☆強皮症


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 病気はいつ罹ってしまうかわかりません。
 身体の不調を感じたとき、それがどんな病気である可能性があるのか、知っておくことは重要です。
 単なる風邪だと思っていたら、重病だったということは往々にしてあるものです。
 そこで、身体の部位別に病名・病気用語を辞典のようにまとめてみました。参考にしていただければ幸いです。
 もちろん専門医の診断なしには病名を断定できませんので、身体の不調を感じたら、必ず医療機関で診察を受けるようにしてください。


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強皮症

強皮症とは、膠原病(皮膚や関節、筋肉などの結合組織などの炎症によって全身組織に障害が生じる病気の総称です。自己免疫異常が関与しているとみられるため、自己免疫疾患とも呼ばれます。)の一種です。30〜50代の女性に多くみられます。全身の皮膚や内臓が繊維化して硬くなります。寒冷刺激や精神的緊張が契機となり、レイノー現象(指先が青白くなり、その後赤紫色になる)が最初に現われます。続いて、手の皮膚が厚くなる皮膚硬化が起こります。皮膚硬化が全身に広がったり(全身性硬化症)、食道に繊維化が起こって食物が飲み込みにくくなったり、肺線維症を起こすこともあります。

原因は、自己抗体による免疫異常と、組織の繊維化、血管障害が重なって発症すると考えられています。

治療法は、内臓病変の進行を抑制するために、副腎皮質ステロイド薬を用います。


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